異国での修行の日々、新鮮で学ぶ喜びや楽しさで充実した時、異文化に不慣れな言葉で戸惑った時も。良い時もそうでない時も居てくれた仲間、先輩たち。その苦楽の全てが、かけがえのない“宝物”の経験となり、以降、心の軸となりました。

この、“宝物”を胸に抱いて、こつこつと作り出すお菓子が、召し上がられる方にとって、その瞬間“宝物”に、豊かな時間となりますように、と願って名付けました。